アルファードHVの走行性能、まるで動くスウィートルーム

アルファードHVは、アルファード自体のデビューが2002年となっており、その翌年の2003年から販売が開始されました。

当時、ハイブリッド車と言えばプリウスのみとなっており、一体何が特徴なのかと言われると、その圧倒的な燃費の良さでした。時代は不況の真っただ中で、おそらく世間全体の雰囲気で言えば、2016年現在よりも重かったような記憶が残る方も、おられるのではないかと思います。

そんな中ですでに販売が開始されていた初代プリウスは、燃費がなんと28km/L。今でこそ軽自動車ではそれ以上の燃費となっているクルマもありますが、当時はまさに「衝撃」という言葉がぴったりの数字だったのです。そういった時代背景やクルマの歴史と言う流れの中で、ハイブリッド車というのは「燃費が良い」というイメージが強く打ち出され、走行性能についてはあまり着目されませんでした。

アルファードHVに関しても同じで、2003年にデビューした初代のアルファードHVは、とにかくその燃費の良さが前面に打ち出され、大型ミニバンなのに燃費が良く、ディーゼルエンジンなどの省燃費型のクルマを求める人向けへの販売という側面が強く目立っていました。

しかし徐々に、ハイブリッド車の走行性能についても注目されるようになっていったのです。具体的に、ハイブリッド車の走行性能の何について注目されるようになったのかと言うと、それこそが「静粛性」です。

走行性能は基本的に「加速」「停止」「曲がる」という3つがスムーズに行われるかどうかが問われます。

れらは単純に、「良く加速する」「しっかりと停まる」「スムーズに曲がる」といった車自体の動きに関する事だけではなく、「揺れない」「うるさくない」といった乗り心地によっても判断されますが、ハイブリッド車はとにかく静粛性に優れており、たとえばモーターのみで走っている状態だと「地面とタイヤの接する音だけしか聞こえない」といったような状態となります。

アルファードHVのコンセプトは、現行モデルになって完全に「高級であること」を打ち出すようになりましたが、「静粛性」はまさにそんな高級車にとって必須の条件です。

もともとは燃費が良く、家計に優しいことをアピールしてきたハイブリッドシステムですが、それは同時に高級車として求められる静粛性を満たすシステムとしても注目されるようになっていったという訳ですね。

アルファードHVに関して言えば、シートのこだわりや広い室内空間という部分とあいまって、まさに「走るスウィートルーム」とも言うべき走行性能を手にするに至っています。

静粛性という価値は、日本発?

日本を代表する高級車として、レクサスという車があげられます。このレクサスが海外で支持されはじめるキッカケとなった要素が、この「静粛性」だと言われています。

たとえばiPhoneなどで有名なApple社の創業者スティーブジョブズは、日本の「禅」を熱心に勉強されていたそうですが、日本というのはそういった「静けさ」や「落ち着き」に対する価値観が大きいとも言われています。実際にアメリカの車や欧州の車というのは、加速やデザインについて重点が置かれており、静粛性についてはさほど重視されていなかった面もあったのかもしれません。

そんな中でレクサスの持つ驚異的な静粛性が評価されたということなのですが、アルファードHVは大型ミニバンとしては最高峰の静粛性を誇ります。この価値観というのは日本ならでは、日本発とも言えるのかもしれません。

アルファードHVの走行性能、4輪駆動のモーター

アルファードHVの走行性能をチェックする上で気になるのが、電気式四輪駆動です。これはモーターが前後のタイヤで独立しており、たとえば大きな加速力が欲しい場合や、雪道などの路面状況によって、前後それぞれ独立して駆動させた方が良くなった際に、自動的に切り替わるシステムとなっています。

路面の状況が悪くても、操縦安定性を確保するシステムとして、エスティマやアルファードHVといった大型ミニバンに搭載されているシステムですね。

具体的なスペック、データはどうなっている?

具体的なスペックとしては、エンジン部分については排気量が2.5L、最高出力112kW(152PS)/6,000rpmとなっており、最大トルクは206Nm(21.0kgfm)/4,400rpm4,800rpmとなっています。

ただこれはあくまでエンジンのみのデータとなっており、モーターとの組み合わせで生まれる最高出力は197馬力となっています。これはさすがに3.5Lエンジンの280馬力には及びませんが、2.5Lエンジンのみの182馬力を上回る数字となっており、十分な走行性能を感じる事ができる数字ではないかと思います。

アルファードHVの走行性能は、一つのことだけを目指している

アルファードHVの走行性能については、公式サイトをチェックするとすぐにわかるように、様々な特徴がいろいろ掲載されています。

それこそ一般的な走行性能としての部分や、安全性、サポートシステムにいたるまで、実に様々です。しかし実はアルファードHVの走行性能はたった一つのことを目指しています。

それは「高級車としての走り」です。スムーズな加速と静粛性、静かで揺れない、そんな誰もが持つ高級車の走りのイメージに応えること。それがアルファードHVの目指している走行性能と言えるでしょう。

まとめ

アルファードHVの走行性能についてチェックしてきましたが、いかがでしたでしょうか?やはり走行性能は、特にクルマに詳しい方であればデータだけ見ても分からない微妙な部分は、実際に乗らないと分からないとお感じになられると思います。

アルファードHVの走行性能が気になる方は、ぜひお店を訪れて、試乗されてみてはいかがでしょうか。

出典:【ミニバンらいだー】ミニバン総合情報サイト

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